トーキョーモデルハウス⑩ ~ジラしているわけではないのですが…~

ちょっぴり間が開いてしまいました…すいません。

現地では着々と工事が進み、内装はボード貼り(その上にクロスを貼って行きます。)

↓ 前回ご紹介した『火打ち』にもボードを巻き付けていきます。

最終的にどのような処理をしたのかは、何回か後のレポートでお見せ致しますので、お楽しみに!!

↓ ここはキッチンになります。

まだまだなんのこっちゃ分かりませんが、こちらも何回か後のレポートをお楽しみに(^^;)

外部は吹きつけ、タイル貼りの前段階の下地塗りです。

早く『超二枚目』な外観をお見せしたくてウズウズしているのですが…

『使用色は極力絞り込んで』

『モノトーン』

『近未来的』

こんなキーワードでカラーセレクトしました。

なるべく早く全貌をお見せしたいと思っておりますので、今しばらくお待ち下さいm(_  _)m

けっしてもったいぶっているわけではございません。はい!可及的速やかにUPするべく頑張ります…

トーキョーモデルハウス⑨ ~クラフトマンシップ~

『洗練された住宅に住みたい』『瀟洒な住宅を提供したい』

前者は弊社の分譲住宅を購入頂く方の傾向で、後者は提供する私たちの思いです。

ただし、提供する側としては、大前提として、『安全で』という枕詞が入ります。

デザインを優先するあまり強度的に脆弱なものになってしまっては、『QualitiA』(Aクラスの邸宅品質を目指します、という思いがこもっています。)の名がすたるってモンです。

私たちとデザイナーの先生たちの間に入り、ここで重要な役回りとなるのが、やはり監督さんだと思います。

写真はリビングの吹き抜け部分です。直角で交差している部分に斜めの部材が入っているのがおわかりになりますでしょうか?

これは『火打ち』と呼ばれるものでして、建物の水平方向のゆがみを防ぐためのいわば、『つっかえ棒』です。

これは建築確認申請図面には表記されていない部材です。

見栄えを第一に考えるならば、無い方が開放感が得られて良いのですが、ここが当社の建物を施工していただいている監督の真骨頂でありまして、自主的に加えて頂いている部分です。

『工程管理』『安全管理』『品質管理』『予算管理』が施工管理の4原則らしいのですが、このご時世、『予算管理』が最優先事項の業者さんが多い中、ホントに頭が下がる思いです。

…と、これくらい書いておけば『早く仕様決めろよ!』っていうプレッシャーも弱まるかなっと♪♪

ね!細田監督!!

トーキョーモデルハウス⑧ ~トムとジェリー~

現場が流れ出すと、企画する側の私たちは、常に現場の現況よりも先回りして各仕様などを決めて行かなくてはなりません。

まるでそんなことを感じさせないようにスムーズに進む現場。これが理想です。

…がっ!

『もう少し時間をかけてこの現場は懲りたいな』とか『今担当している他の現場が山場を迎えている』だとか、単純に忘れてしまったとか(^^;)様々な事情で仕様決めに遅れを生じ、結果、工事をストップすることだけは避けたい監督との『トムとジェリー』ばりの追いかけっこが始まります。

ふんわりとイメージは出来ているけれども、元来腰が重いスロースターターである本プロジェクト担当もご他聞に漏れず監督に『このままじゃ現場止まっちゃいますよ!』と叱責をいただく日々でした…

で!奮起しました!!

昔、基地作りの名人だった頃の少年時代に戻って…

階段は環七から見たときの(現場は環七沿いなのです。)アイキャッチを狙ってらせんで…

洗面室はお客様のオプションで希望の多い収納のセットアップを展示して…

 

和室は『外国人が解釈した和室』をテーマに…

キッチン周りは、『ダイニングテーブルを置いてスペースを狭めてしまうなら朝食などのちょっとした食事はカウンターテーブルでまかなって、後はリビングとして広く使ってはいかがでしょうか?』なんて提案を盛り込んでみました。

実物の出来映えを早くお見せしたいのですが、それはまだ先の方に取っておきます。

ではまた!

トーキョーモデルハウス⑦ ~上等・上棟~ 

足場を組んで土台を引きまして…あとは上棟を待つばかりといった状態です。

ここでひとつ。

皆様基礎部分に従来の住宅で見られるような床下換気口が無いことにお気づきでしょうか?

↓こんな形のヤツです。

上からの荷重に対して『全てコンクリート』という状態よりこのように空洞が一部出来てしまう方がどうしても弱くなってしまうというのは、理数系全くダメな私でも容易に想像できるわけで…結果上記の写真のようにクラック(ヒビ)が入りやすくなってしまいます。

…そこで!

このように基礎と土台の間に硬性樹脂(一般的に『基礎パッキン』と呼びます。)を挟み込み基礎自体に空洞を作らない形状にしております。

基礎パッキン工法という方式なのですが、上記のほかに利点として…

従来の床下換気口では床下の空気の流れが決まったルートになりがちで、しかも一番空気を淀ませたくないコーナー部分に空気がとどまりがち、というデメリットがあったのですが、こちらの基礎パッキン工法ではどこからでも空気は入り、どこからでも抜けていくという『全周換気』が実現できています。↓

だれが考えたのか、良くできてるなぁって思ってしまいます。

んで↓のような形状になり

はい!どーん!!

さらに どーん!!

着工からここまでだいたい3週間くらいで組みあがってしまうので、よくお客様から『あっという間に出来ちゃうのね~』なんて声をいただくのですが、ここからが実は大変でして…

次回からは監督にあおられつつ仕様決めをしていく様をレポートできれば、と思っております。

トーキョーモデルハウス⑥ ~ポパイの腕のタトゥー~

基礎のコンクリート打設が完了しました。

写真中の一番長い金属の棒、これをアンカーボルトっていいます。

文字通りコンクリートの基礎と建物をガッチリ緊結するアンカー【元々は船の錨(いかり)という意味らしいです。】の役割を果たします。

中を見てみるとこんなイメージですね…

次回はいよいよ上棟後の姿をご覧いただきます!

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