賃貸不動産経営管理士


梅雨入り囁かれる今日この頃、

皆さまいかがお過ごしでしょうか。

(蹴)でございます。

 

 

このブログは、弊社に関わるお客様、同業者様、弊社への転職を考えている方、

その他にも多くの方がご覧になられているかと思います。

今回はタイトルにもさせていただいた

 

【賃貸不動産経営管理士】

 

について書かさせていただきます。

ちょっと専門的なお話しになりますので、

ご興味のある方は是非最後まで読んで頂ければ幸いです。。。

 

 

2007年に新設されたばかりのこの【賃貸不動産経営管理士】

不動産の国家資格でメジャーな宅地建物取引士やマンション管理士と比べると

知名度はまだ高くないのが現状です。

 

いったいどんな資格なの?

と思う方も多いかと思います。

 

賃貸不動産経営管理士のHPから抜粋いたしますと、

「賃貸不動産経営管理士とは、主に賃貸アパートやマンションなど賃貸住宅の管理に関する知識・技能・倫理観を持った専門家です。
賃貸住宅は、人々にとって重要な住居形態であり、その建物を適正に維持・管理することは人々の安心できる生活環境に直結します。
そのため、継続的かつ安定的で良質な管理サービスに対する社会的な期待や要望は多く、賃貸不動産の管理業務にかかわる幅広い知識を有する賃貸不動産経営管理士の活躍が期待されています。」

 

とされています。

 

ん?ちょっとよくわからない(^_^;)

と思う方もいるかもしれませんね。

私もこの説明だけでは正直ピンときませんでした。

具体的にかつ端的にまとめると、

 

・管理業務受託契約 (市場調査/賃貸用建物の企画提案/管理業務報酬の設定/管理業務受託契約の締結)

・入居者募集~契約 (入居審査/重要事項説明/賃貸借契約締結/鍵の引渡し/※主に媒介業務)

・管理業務 ※契約期間中 (物件維持管理・修繕/法定点検/建物清掃/賃料等収納業務/クレーム対応/契約更新/賃料改定)

・管理業務 ※契約終了 (退去立合い/原状回復工事/敷金の精算/入居促進/空室維持管理)

・支援業務 (管理業務報告/節税や相続に関する相談・提案への協力業務/不動産証券化業務など)

 

賃貸不動産経営管理士はこれらの賃貸不動産管理業務に関する専門家ということのようです。

 

 

ん?そんなの不動産屋さんなら当たり前の仕事でしょう(^_^;)?

と思った一般のお客様や

 

ん?別にそんなの当たり前のようにやっていますよ(^_^;)?

と思った同業者の方

 

間違っておりません。これらは賃貸不動産を扱う不動産会社であれば極当然の業務です。

 

ではなぜ、

≪わざわざこのような資格が新設され、ここ最近になって注目度が増してきたか≫

ということですが、

 

全国の消費者センターに寄せられる賃貸住宅に関するトラブル相談が依然として高い水準にあることが背景にあります。

このトラブルの多くは不動産業者が仲介した後、生活の長い時間軸の過程では発生しています。

この長い時間軸に関わるのが「管理」を担う管理会社であり、賃貸不動産経営管理士です。

 

そしてもう一つ、

実はこの資格、

2016年9月に国土交通省の管理業者登録制度の改正により、

貸主に対する重要事項説明を行う役割が明確に位置付けられたこと で、関心が急激に高まりました。

 

つまりこの「登録制度」改正「宅地建物取引士」的な位置づけになったということです。

 

そして、「宅地建物取引士」的な位置付けだけではなく、

同資格を創設した賃貸不動産経営管理士協議会は

「資格制度の国家資格化」「賃貸住宅管理業者登録制度の法制化」

の2つを要とした検討作業に既に入っています。

 

日本の移住形態の4割が賃貸住宅という今の現状、

賃貸住宅を経営をされているオーナー様への経営提案

賃貸住宅に住まわれている入居者様へのサービスの提供

 

これらが求められてきているということですね。

 

どうでしょうか、ご興味湧いてきましたか?

今年の試験は11月19日に行われるそうです。

年々、受験者数は伸び、難易度は上がっているそうです。。。。

 

 

最後になりますが、

こちらの資格、

私(蹴)、

持っております\(^o^)/

 

それが言いたかったんかい!

 

とどこからともなくツッコミの声が聞こえてきそうですが、

弊社、私自身も含め、社員一同お客様へより良いサービスの提供を心がけ、

日々勉強、日々精進しております。

 

ちょっと不動産経営のアドバイスが欲しい!

というかたは

ペンネーム(蹴)さんいますか?

とお気軽にご連絡くださいませ。

 

長々と失礼いたしました。

 

 

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