土地を借りるという選択


当社の特徴として「借地権付新築一戸建を手がける」という事がありまして、以前の会社では所有権の土地しか扱ったことのなかった私は当初、かなり面食らいました。

 

ところが、弊社の主力エリアのひとつ、荒川区、足立区等の城東エリアでは借地権付新築一戸建はかなり活発な販売状況なのです。

 

 

近年、ジワジワ増えてきているな、と感じる傾向として、

 

「一戸建てにずっと住んできたけれど、子供達も巣立ったし、庭の手入れだとかももう億劫だから、売却して管理のしっかりしたマンションに引っ越したいのだけれど…」というような売却相談の増加が挙げられます。

 

今後若年層の減少が続くとすれば、この傾向はより拍車がかかるのではないでしょうか。

 

結婚~子育て~子供の独立~老後の生活

 

核家族化が顕著な現在、このライフサイクルを考えた時に「末代までの資産としての家」という考えはどんどん希薄になって行くような気がします。

 

そうであるならば、住宅ローンが生活の中で重いウェイトを占めてしまうようなライフスタイルよりも、小さく、軽く住宅ローンを抑えておいて、貯蓄、レジャー等にその分を充当、ライフスタイルの変化によっては住み替えを、といった柔軟性を持った不動産も検討されてみてはいかがでしょうか。

 

 

借地権付新築一戸建ての最大の魅力は何といってもその価格にあります。

エリアによって様々なので一概には言えませんが、所有権の新築購入よりも1,000万円~くらいはお求めやすい価格になっていることが多いです。

 

また、借地権付き新築戸建ての場合、住宅ローンの他に掛かるものとしては(税金、光熱費等以外で)月々の地代のみで、マンションの様に、修繕積立金、管理費、駐車場代を月々支払うよりも負担は軽減されますので、中古マンションご購入を御検討のお客様にとっても同価格であれば、選択の幅として考慮に入れていただけるかと思います。

 

 

脈々と続いてきた借地権というものも、21世紀の今では逆に新鮮な選択なのかもしれないと思っている今日この頃です。

 

 

 

 

 

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