トーキョーモデルハウス⑦ ~上等・上棟~ 

足場を組んで土台を引きまして…あとは上棟を待つばかりといった状態です。

ここでひとつ。

皆様基礎部分に従来の住宅で見られるような床下換気口が無いことにお気づきでしょうか?

↓こんな形のヤツです。

上からの荷重に対して『全てコンクリート』という状態よりこのように空洞が一部出来てしまう方がどうしても弱くなってしまうというのは、理数系全くダメな私でも容易に想像できるわけで…結果上記の写真のようにクラック(ヒビ)が入りやすくなってしまいます。

…そこで!

このように基礎と土台の間に硬性樹脂(一般的に『基礎パッキン』と呼びます。)を挟み込み基礎自体に空洞を作らない形状にしております。

基礎パッキン工法という方式なのですが、上記のほかに利点として…

従来の床下換気口では床下の空気の流れが決まったルートになりがちで、しかも一番空気を淀ませたくないコーナー部分に空気がとどまりがち、というデメリットがあったのですが、こちらの基礎パッキン工法ではどこからでも空気は入り、どこからでも抜けていくという『全周換気』が実現できています。↓

だれが考えたのか、良くできてるなぁって思ってしまいます。

んで↓のような形状になり

はい!どーん!!

さらに どーん!!

着工からここまでだいたい3週間くらいで組みあがってしまうので、よくお客様から『あっという間に出来ちゃうのね~』なんて声をいただくのですが、ここからが実は大変でして…

次回からは監督にあおられつつ仕様決めをしていく様をレポートできれば、と思っております。

トーキョーモデルハウス⑥ ~ポパイの腕のタトゥー~

基礎のコンクリート打設が完了しました。

写真中の一番長い金属の棒、これをアンカーボルトっていいます。

文字通りコンクリートの基礎と建物をガッチリ緊結するアンカー【元々は船の錨(いかり)という意味らしいです。】の役割を果たします。

中を見てみるとこんなイメージですね…

次回はいよいよ上棟後の姿をご覧いただきます!

トーキョーモデルハウス⑤ ~思い出すのは遠い日のおばあちゃんち。或いは釜飯のフタ~

突然ですが、皆様『五右衛門風呂』ってご存じでしょうか?

石川五右衛門がお湯の代わりに油を張った浴槽に入れられ、下から薪をくべられて処刑された例のアレです。

その後、一般家庭用に流用されまして、私の田舎(兵庫県龍野市)の婆ちゃんちではこの『五右衛門風呂』で入浴していました。

もちろん浴槽は鋳物で下から直火で炊いていますので、何も処置をしないでそのまま入浴すると、私の親戚全員、毎回入浴は命がけになってしまいますので、木で出来た浴槽より一回り小さいフタに乗っかって入浴するんですね。

↓そうそうこんな感じでした。

ところで今回は建物の基礎のお話しです。

何年か前、ヒュー○ーだとか、あ○は一級建築士とかで問題になった耐震偽装問題では、簡単に言うと鉄筋コンクリートで建物を造るときに強度的に求められる鉄筋径(『何㍉の鉄筋を使うのか』)、ピッチ(『何㎝間隔で鉄筋を張り巡らすのか』)をそれぞれ規定のものより『細く』『間隔を広く』することでコストダウンをはかっていたことが判明しました。

現在はこのように鉄筋が組みあがったところで第三者機関によるチェックが入ります。

万一、規定のものより細い鉄筋を使用していたり、間隔を広く組んでいたりすると、検査がパスできずに、自ずと第三者機関による建物10年保証が得られなくなるということになりますので、インチキが出来ない仕組みとなっているのです。(当社の施工はなにもいわれなくてもインチキなんてしませんけどねっ!)

それにしても、昔は木造住宅で写真のような『ベタ基礎』を採用しているなんていうと『過剰設計』なんていわれたそうなのですが、現在では主流といっても良い工法になってまいりました。

安全への意識の高まりだといえますよね…

昔は『布基礎』という工法が主流でした↓

対してこちらがベタ基礎になります。

最初の話しに戻りますが、この『ベタ基礎』をみると私は『五右衛門風呂のフタ』を連想してしまうのです。二本足で入るところを、フタに乗っかることにより荷重を分散させる、ちょうど布基礎とベタ基礎の関係に似ているなぁ…と。

はい。よく『話しが回りくどい』って言われますがなにか!?

トーキョーモデルハウス④ ~遣り方~

当社9月12~14まで、『社員研修』という名の『社員旅行』という名の『大飲酒大会』に行っておりまして、すこし間が開いてしまいました…

一週間に一度現場を確認していたのですが、その間に行われた重要な工程が写真に納められてない場合がありますが、ご了承下さい。

写真の工程は『遣り方出し』と呼ばれるものです。

このヨコに走っている木で実際の基礎や建物の直角、通り芯、高さ等を追っていきます。

新社屋その2

こんにちは(酒)です。

前回新社屋1Fのご紹介をしたのですが

今回は・・・・5Fをご紹介します。

まずは

プレゼン等に使用!

カタログ類も種類豊富で大型の液晶テレビをご覧頂きながら、

丁寧に設備・仕様等を説明させて頂いております。

次はキッズルーム↓

お子様を退屈させないよう

お人形や絵本等取りそろえております。

また、DVDもございますので長時間でも退屈させません。

他にも5Fのご紹介をしたいのですが、ココまでにしときます。

※おまけ

外観写真別アングルを載せます!

※最後に

以前1Fの紹介の際に5Fの紹介を他の方に振ったのですが

誰も書かなかったようなので結局自分で書いてしまいました笑

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